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医療崩壊の中での医療連携と命の大切さ

連日の投稿になります。

昨日のコロナ陽性者の弊社のご利用者様(現在、独居)のその後ですが、

ようやく、入院先が決まり、本日の夜中、2時頃に搬送されました。

その経緯を記載しておきます。

18:15頃、本日、透析日だったため、K診療所で透析をするも、熱は40°、酸素飽和度85と低下。

しかし、受け入れ病院見つからず、入院は難しいとのことで、在宅に待機。弊社の

訪問介護管理者が対応。弊社のケアマネと連絡調整。オンライン開放。

18:30,本人意識もうろうにて、ケアマネジャーと相談の結果、昨日、救急隊より、

「重篤な症状の際は要請してほしい」とのことだったので、救急車を要請する。

18:50,救急隊到着し、酸素、6リットルを投与続ける。

その後、救急隊にバトンタッチをして管理者は帰宅。

その間ケアマネジャーは静岡にいる娘様に現況を報告。

その後、救急隊により受け入れ病院を探すが200ある病院をあたるもすべて断られる。

酸素がなくなるので、3台の救急車にリレー方式で引き継ぐ。ケアマネジャーより、救急隊に透析診療所の

看護師長の連絡先を伝える。

午前:0:30、受け入れ先、新宿区にある都立病院が透析、その送迎を現在の診療所の送迎で実施することを条件に

受け入れ。酸素6リットルのまま搬送される。

以上が経過であります。医療崩壊が起きている中で各職種の職員、救急隊員が必死になり、連携をして、

一人の命を救うことに全力投球しております。

行政はこの状況をしっかり把握し、対応をして頂けることを望んでやみません。

 2021/08/15